美容・健康分野で人気の高いコラーゲン・ヒアルロン酸サプリ。記事の依頼数が多い一方、薬機法上のNG表現が紛れ込みやすいジャンルです。

この記事では、コラーゲン・ヒアルロン酸サプリの記事を書く際に気をつけるべき薬機法上の表現を解説します。

コラーゲン・ヒアルロン酸は「食品」

まず大前提として、コラーゲンもヒアルロン酸も、サプリメントとして販売されている場合は食品です。

医薬品ではないため、効能・効果を標榜する表現は使えません。「飲めば肌に届く」「関節に作用する」という表現は、医薬品的な効能の標榜として薬機法違反になります。

コラーゲンサプリでNGになる表現

肌への効果を断言する表現

NGになりやすい表現:

  • 「飲むだけで肌がプルプルになる」
  • 「コラーゲンが肌に補充される」
  • 「シワを改善するコラーゲン」
  • 「肌の弾力を取り戻す」

コラーゲンを飲んでも、体内でアミノ酸に分解されるため「肌に直接届く」という表現は科学的にも問題があり、薬機法上も効能の標榜として扱われます。

言い換えの例:

  • 「毎日の美容習慣に」
  • 「コラーゲンを手軽に補いたい方へ」
  • 「美しさを意識した生活をサポート」

関節への効果を示す表現

NGになりやすい表現:

  • 「膝の痛みにコラーゲン」
  • 「関節の違和感が気になる方に」
  • 「軟骨をサポートするコラーゲン」

「痛み」「違和感」という症状名と結びつけると、疾患への効果を示唆する表現として問題になります。

言い換えの例:

  • 「アクティブな毎日を続けたい方へ」
  • 「いつまでも動きやすい体づくりに」

ヒアルロン酸サプリでNGになる表現

保湿・潤いの効果を断言する表現

NGになりやすい表現:

  • 「飲むだけで肌の潤いが回復する」
  • 「乾燥肌を改善するヒアルロン酸」
  • 「体内のヒアルロン酸を補充する」

ヒアルロン酸も経口摂取で直接肌に届くわけではなく、効能の断言は薬機法上問題になります。

言い換えの例:

  • 「毎日のスキンケア習慣に加えて」
  • 「うるおいを意識した生活をサポート」
  • 「内側からのケアを大切にしたい方へ」

目・関節への効果を示す表現

NGになりやすい表現:

  • 「目の乾きが気になる方にヒアルロン酸」
  • 「ドライアイ対策にヒアルロン酸サプリ」
  • 「関節液のヒアルロン酸を補う」

「ドライアイ」「関節液」など医学的な用語と結びつけると、医薬品的な効能の標榜になります。

言い換えの例:

  • 「目元のケアを意識したい方へ」
  • 「全身のうるおいをサポート」

「美容」「エイジングケア」は使えるか

「美容に良い」「エイジングケア成分」という表現は、ニュアンスによって判断が分かれます。

  • 比較的OK:「美容習慣に取り入れたいサプリ」「エイジングケアを意識した成分を配合」
  • NGになりやすい:「アンチエイジング効果がある」「老化を防ぐ成分」

「効果」「防ぐ」など効能を示す言葉が入ると問題になりやすいです。

クライアントから「もっと効果を前面に出して」と言われたら

コラーゲン・ヒアルロン酸の記事では、クライアントから「もっと効果を強調してほしい」という要望が来ることがあります。

その際は、「食品として販売している以上、効能を標榜する表現は薬機法上使えない」ことを丁寧に説明します。代替表現を一緒に提案することで、クライアントの要望に応えながらリスクを回避できます。

実際のコラーゲンサプリの広告表現を確認してみよう

薬機法を学ぶ上で、実際に販売されている商品の広告がどのような表現を使っているかを確認するのも参考になります。楽天市場で人気のコラーゲンサプリをいくつか紹介します。商品ページのタイトルや説明文がどのような表現になっているか、ぜひ確認してみてください。

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まとめ

コラーゲン・ヒアルロン酸サプリの記事で気をつけるポイントをまとめます。

  1. サプリは食品であり、効能・効果を断言できない
  2. 「肌に届く」「補充される」という直接的な作用の表現はNG
  3. 疾患名・症状名(シワ・乾燥肌・膝の痛みなど)と効果を結びつけない
  4. 「習慣に」「サポート」「意識したい方へ」などの表現に言い換える

健康食品・サプリ全般の薬機法違反パターンもあわせて確認してください。