テストライティングに合格して「採用です」の連絡が来たとき、正直何をすればいいかわかりませんでした。
「ありがとうございます」と返せばいいのか、何か確認することがあるのか、最初の記事を書いてから請求書をどうやって出すのか——手順がまったく見えていませんでした。
この記事では、採用後から最初の納品・入金までの一通りの流れをお伝えします。
採用連絡が来たら最初にすること
採用の連絡をもらったら、まず条件の最終確認をします。
テストライティングの段階では、本番の条件が明確になっていないことがあります。このタイミングで確認しておくべき項目は次の通りです。
- 文字数と報酬(1記事あたり、または文字単価)
- 納期(初回はいつまでか、継続の場合は月何本でどのスケジュールか)
- 納品形式(Googleドキュメント・Word・テキストなど)
- 修正対応の範囲(修正は何回まで、どの範囲まで対応するか)
- 請求・支払いのタイミング(月末締め翌月払いなど)
これらが案件の募集文にすでに書かれていれば確認不要ですが、書かれていない項目は「確認させてください」と聞いて問題ありません。むしろ最初に確認しておくほうが、後からのトラブルを防げます。
確認メッセージの送り方
長い文章でまとめて聞こうとすると、クライアントも返信が大変になります。箇条書きで聞くのがおすすめです。
ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 いくつか確認させてください。
- 納品形式はGoogleドキュメントでよろしいでしょうか
- 構成案の事前共有は必要でしょうか
- 請求書の提出タイミングを教えていただけますか
このように箇条書きにすると、クライアントが一つずつ確認して返信しやすくなります。
記事を書くときに気をつけること
初回の記事は特に丁寧に仕上げます。
クライアントはこの1本で「この人に継続して頼めるか」を判断します。指示の確認、薬機法のチェック、読み返し——提出前の確認作業を省かないことが大切です。
構成案を先に共有するか確認する
クライアントによっては、記事を書き始める前に「構成案(見出しの構成)を先に送ってください」と求めてくることがあります。
構成案の提出が必要かどうかは、最初のやり取りで確認しておくとスムーズです。求められていないのに送る必要はありませんが、初回は「構成案を先にご確認いただくことは可能ですか」と聞いてみるのも一つの方法です。構成の方向性がずれていた場合、書き直しが大幅に減ります。
納品時のメッセージ
記事を提出するときは、ファイルまたはURLを共有するだけでなく、一言添えます。
「〇〇のテーマで執筆しました。ご確認をお願いいたします。修正があればお知らせください」
これだけで十分です。長い説明は不要です。
修正依頼が来たら
修正依頼は、落ち込むことではありません。
クライアントが「こう書いてほしかった」という情報を教えてくれているものとして受け取ります。修正内容を次の記事に反映することで、2本目以降は修正が少なくなっていきます。
修正対応のスピード
修正依頼には、できるだけ早く対応します。
「確認しました。修正して本日中に再提出いたします」など、まず受け取った旨を返信してから作業に入ります。修正内容に疑問がある場合は、作業前に確認します。「〇〇の部分について、△△という理解で修正してよいでしょうか」という確認は、クライアントにとっても丁寧な対応として映ります。
納得しにくい修正があったとき
「最初からそう書こうとしたのに」と感じる修正もあります。
そういうときは、自分の書き方とクライアントの好みが違うというだけのことです。正解・不正解の問題ではなく、そのメディアのスタイルに合わせるプロセスです。修正を「情報」として受け取ることで、クライアントとの関係が安定してきます。
請求書の出し方
初めて請求書を出すとき、手順がわからなくて困ることが多いです。
クラウドワークスの場合、プラットフォーム上で仕事が「完了」になれば自動的に報酬が反映されます。クライアントが検収(仕事の承認)をするタイミングで報酬がクラウドワークスの口座に入り、その後自分で振込申請をする流れです。
直接取引の場合
クラウドワークス外で直接取引をしている場合は、仕事を始める前に契約書を締結することをおすすめします。業務内容・報酬・納期・著作権の扱いなどを書面で合意しておくことで、後からのトラブルを防げます。
契約書にはマネーフォワード クラウド契約が便利でした。テンプレートがあるので一から作る必要がなく、電子契約なのでやり取りもスムーズです。
直接取引をしている場合は、請求書も自分で作成して送る必要があります。請求書の作成にはマネーフォワード クラウド請求書が使いやすかったです。必要な項目を入力するだけで請求書が作れ、PDFでの書き出しやメール送付もできます。
請求書に必要な項目は次の通りです。
- 発行日
- 請求書番号(管理用に連番をつけると整理しやすい)
- 自分の名前・屋号・住所
- 相手先(クライアント)の社名・担当者名
- 業務内容(「〇〇に関する記事執筆 〇本」など)
- 金額・消費税
- 振込先口座
- 支払期日
請求のタイミング
月末締め翌月払いのクライアントの場合、月末に請求書を送ります。「今月分の請求書をお送りします」という一言を添えてメッセージで共有します。
請求書の送付タイミングや形式は、最初のやり取りで確認しておくとスムーズです。
まとめ
- 採用後はまず条件(報酬・納期・納品形式・請求方法)を確認する
- 初回の記事は特に丁寧に。構成案の確認を先にするのも有効
- 納品時は一言添えるだけでOK
- 修正依頼はクライアントの好みを知る情報として受け取る
- クラウドワークスは検収後に振込申請。直接取引は請求書を自分で作成
採用後の動き方がわかっていると、最初のやり取りで余計な不安を感じずに済みます。最初の1件を丁寧にこなすことが、継続につながる最短ルートです。
案件の探し方については薬剤師ライターの始め方もあわせてどうぞ。