「月10万円を稼ぐには、どうすればいいか」

薬剤師ライターとして副業を始めた方から、最もよく聞かれる目標です。

きれいなステップ論より、実際にどういう流れで月10万円に近づいていくのかを、私自身の経験をもとにお伝えします。

私が歩んだルート

低単価から始めて、すぐ単価は上がった

最初はクラウドワークスで低単価の案件から始めました。

単価はわりと早く上がりましたが、1円/字あたりで止まる時期がありました。記事を書き続けているのに収入が頭打ちになる感覚です。

1円止まりを突破するために、ディレクターになった

単価が上がらないなら、仕事の種類を変えようと考えました。

そこで選んだのが、記事の入稿作業をメインにするディレクター的な業務です。ライターとして書くだけでなく、CMSへの入稿・フォーマット整形・公開前チェックを担当するようになりました。

これが収入の幅を広げるきっかけになりました。

並行して高単価のライター案件も取る

ディレクター業務をこなしながら、単価の高いライター案件も並行して受けました。

ただ、高単価の案件は記事数が少ない傾向があります。1本あたりの報酬は大きくても、月に数本しか依頼が来ないため、それだけで安定した収入にはなりにくいです。

数ヶ月でディレクションが中心になった

複数のクライアントと関わるうちに、記事チェックや構成の作成を任されるようになりました。

「書く」から「管理する・整える」方向に仕事が変わっていった感じです。ディレクター的な動き方は、単価交渉なしに収入を上げる現実的な方法だと感じています。

月10万円は、月によって差がある

月10万円を「毎月安定して稼ぐ」のは、最初のうちは難しいです。

案件が重なる月は超えるし、少ない月は届かない。それが現実です。

「月平均で10万円」を目指すイメージで、単発の高収入月を作りながら、継続案件で底上げしていく形が現実的です。

ライターからディレクターへの流れ

私が経験した流れをまとめると、こういう順番です。

  1. 低単価のライター案件で実績を作る
  2. 単価が上がるが1円前後で止まる
  3. 入稿・ディレクション業務を並行して受ける
  4. 高単価ライター案件も取りつつ、複数クライアントと関わる
  5. 記事チェック・構成作成を任されるようになる
  6. ライターとディレクターを掛け持ちしながら月10万円前後

「書く力」と「管理する力」の両方が育つと、収入の安定につながります。

月10万円達成に向けて意識したこと

収入の柱を複数持つ

1社のクライアントだけに依存しないことが重要です。

案件が突然終わることもあります。「ライター案件×ディレクション業務」のように、性質の異なる仕事を複数持つことで、収入の波を小さくできます。

薬機法の知識を武器にする

薬機法チェックができることは、ライターとしてもディレクターとしても差別化になります。

記事の内容確認だけでなく、「この表現は薬機法上問題があります」と指摘できるディレクターは少ないため、クライアントからの信頼につながります。

毎月の収入と受注内容を記録する

月ごとに「どの案件でいくら稼いだか」を記録しておきます。

何が収入につながっているかを把握することで、次月の動き方が見えてきます。

まとめ:「書く」だけにこだわらなくていい

薬剤師ライターが月10万円を目指すうえで感じたことをまとめます。

  1. 低単価から始めて実績を作る
  2. 単価が止まったら仕事の種類を広げる(入稿・ディレクション)
  3. ライターとディレクターを掛け持ちする
  4. 複数クライアントでリスクを分散する
  5. 月10万円は「平均」で考える

書くことが好きでライターを始めても、途中でディレクションに移行することは、後退ではありません。むしろ収入の安定につながる自然な流れです。