「単価を上げたいけど、自分から言い出すのは気が引ける」
そう感じている薬剤師ライターは少なくないと思います。
実は、自分から単価交渉をしなくても、単価が上がっていくことがあります。クライアントから「単価を上げます」と言ってもらえたり、次の案件では最初から高い単価を提示してもらえたり。
誠実に仕事を続けることが、最も確実な単価アップの方法かもしれません。
単価が自然に上がるときに起きていること
クライアントが自ら単価を上げてくれるとき、その背景には必ず理由があります。
「この人にずっと頼みたい」「他のライターに変えたくない」という気持ちです。
単価アップはクライアントにとってもコストです。それでも上げてくれるのは、そのライターへの信頼が、コスト以上の価値を持っているからです。
単価が上がる薬剤師ライターがやっていること
納期を絶対に守る
当たり前に聞こえますが、これが最も重要です。
納期を守るライターは、クライアントにとって「安心できるパートナー」です。間に合わない可能性があれば早めに連絡する、そういった誠実な対応が信頼を積み上げます。
修正依頼に丁寧に対応する
修正はクレームではなく、クライアントとのコミュニケーションです。
修正の意図を理解しようとする姿勢、次の記事に修正内容を活かす姿勢が、クライアントに伝わります。「この人は成長している」と感じてもらえると、長く付き合いたいと思ってもらえます。
クライアントの媒体を理解する
依頼を受けたメディアを自分でも読み、読者層・トーン・方針を理解した上で記事を書きます。
「このライターは媒体のことをわかっている」という印象は、修正の減少につながり、クライアントの満足度を高めます。
一言添える
記事を納品するとき、「今回のテーマで気づいたこと」や「関連テーマで書けることがあればお声がけください」という一言を添えます。
依頼待ちではなく、自分から関わろうとする姿勢が、クライアントとの関係を深めます。
薬機法・専門知識を自然に活かす
記事の中で「この表現は薬機法の観点から修正しました」と一言添えるだけで、クライアントは「この人に頼んでよかった」と感じます。
薬剤師としての専門性を、押しつけがましくなく自然に示すことが、他のライターとの差別化になります。
次のクライアントから単価が上がることもある
継続案件だけでなく、新しいクライアントから最初から高い単価を提示されることもあります。
クラウドワークスの実績・評価・プロフィールを見て、「このライターには相応の単価で依頼したい」と判断してくれるクライアントがいます。
実績を積み上げることが、交渉なしに単価を上げる最も自然な方法です。
自分から伝えることが必要な場面もある
誠実に続けていれば単価は上がりやすくなります。ただし、業務範囲が大きく広がったときや、明らかに報酬と作業量のバランスが崩れているときは、自分から伝えることも必要です。
そのときは「要求」ではなく「確認」として伝えます。
記事執筆に加えて構成作成もお手伝いするようになりましたが、
報酬の面でご相談できる余地はありますでしょうか。
このくらいの温度感で十分です。
まとめ:信頼が単価を上げる
単価が自然に上がる薬剤師ライターのポイントをまとめます。
- 納期を守り、修正に丁寧に対応する
- クライアントの媒体を理解した上で書く
- 薬剤師としての専門性を自然に示す
- 実績を積み上げることがそのまま単価に反映される
- 業務範囲が変わったときだけ、穏やかに確認する
「単価を上げてほしい」と言わなくても、信頼を積み上げることで単価は上がっていきます。それが、長く続けられる薬剤師ライターの姿だと感じています。
次の記事では、医療ライターと医療監修の違いを解説します。薬剤師がどちらを目指すべきかを、収入・仕事内容の観点から整理します。 医療ライターと医療監修の違い:薬剤師はどちらを目指すべきか