子どもが小さいころ、私はパート薬剤師として働いていました。
毎朝保育所に預けて、薬局へ。子どもが熱を出せば早退して、職場に申し訳ない気持ちを抱えながら帰る。そんな日々を送っていました。
あのころは、在宅ワーク自体がまだ一般的ではありませんでした。今の時代に育児中の薬剤師なら、選べる働き方が違うと思います。
今、私が一緒に仕事をしている仲間には、育児をしながら在宅でライターをしている方がいます。子どもが昼寝している間や、夜寝かしつけた後に書く。そういう働き方をしています。
薬剤師免許を持っているなら、その選択肢はもっと広がります。
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ママ薬剤師が在宅ワークを考えるとき
育児中の薬剤師が働き続けるのは、思っている以上に体力がいります。
立ち仕事が多い、子どもの体調に左右される。パート勤務にしても、保育所の送迎と仕事の時間が合わなくて困ることもあります。
「薬剤師免許があるのに、うまく活かせていない」と感じているママ薬剤師は少なくないと思います。
在宅ワークなら、場所も時間も自分で決められます。子どもが寝た後、保育所に行っている間、育児の隙間——そういう時間を使って、少しずつ収入を得ることができます。
薬剤師資格を活かせる在宅ワークとは
在宅でできる仕事はいくつかありますが、薬剤師免許が直接強みになる仕事として「医療ライター」があります。
医療ライターとは、薬・病気・健康に関する記事を書く仕事です。製薬会社のコラム、医療情報サイトの記事、健康食品のコンテンツなど、専門知識を持つライターへの需要は年々増えています。
薬剤師なら、薬の仕組み、副作用、飲み合わせ、薬機法の知識がすでにあります。それがそのまま「書ける強み」になります。一般のライターが調べながら書く内容を、薬剤師は理解した上で書けるからです。
なお、在宅ワークには医療ライターのほかにも、記事監修(薬剤師監修)やオンライン服薬指導などの選択肢があります。この記事ではライターを中心に紹介しますが、他の選択肢も比べてみたい方は先にこちらをどうぞ。
→ 詳しくは薬剤師の在宅ワークおすすめ5選:実際にやっている私が現実も含めて紹介で解説しています。
育児中でも医療ライターを続けられる理由
医療ライターの仕事がママ薬剤師に向いている理由は、働く時間と場所を自分で決められる点です。
クライアントから依頼を受けて、締め切りまでに納品する仕事なので、何時に書くかは自分次第です。子どもが昼寝している間、夜寝かしつけた後、保育所に預けている時間——どのタイミングでも作業できます。
私の仲間は、子どもの生活リズムに合わせながら、月に数本の記事を書いています。最初から多くは受けず、無理のない本数から始めているそうです。
育児中は予定が崩れることが多いので、余裕を持った締め切り設定がポイントになります。「この日に書く」と決めても急な発熱で動けないことがある。そういう現実に合わせた受け方が、長続きする秘訣だと思います。
実際どのくらい稼げるの?
最初のうちは、1記事あたり1,000〜3,000円程度から始まることが多いです。
月に5〜10本書けば、副収入として月1〜3万円になります。育児中はあまり本数を増やせないかもしれませんが、実績を積むと単価が上がり、同じ本数でも収入が増えていきます。
本業の薬剤師パートと並行しながら、少しずつ実績をつけていくイメージです。
始め方のステップ
1. クラウドワークスに登録する
最初の案件はクラウドワークスで探すのがおすすめです。医療・健康カテゴリに、薬剤師や看護師向けの案件が掲載されています。
登録は無料です。まずプロフィールを整えるところから始めます。クラウドワークスと並ぶ大手のランサーズも無料登録できるので、並行して使うと案件の選択肢が増えます。
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2. プロフィールに薬剤師であることを書く
プロフィールの冒頭に「薬剤師免許保持」と明記することが大事です。医療系の案件を探しているクライアントは、専門職かどうかを最初に確認します。
育児中であることは、あえて書かなくて構いません。「在宅で対応可能」と書くだけで十分です。
3. 無理のない本数から始める
最初は月2〜3本から始めることをおすすめします。1本書いてみて、どのくらい時間がかかるかを把握してから、受ける本数を増やしていくのが現実的です。
育児中は想定外のことが起きやすいので、スケジュールに余裕を持たせておくことが大切です。
4. 締め切りは必ず守る
どんなに育児が忙しくても、締め切りはクライアントとの信頼に直結します。無理そうなときは、受ける前に相談するか、期日に余裕のある案件を選ぶようにします。
「子どもが体調を崩したので遅れます」を繰り返すと、継続依頼につながりません。受ける量を絞って、確実に納品することのほうが大事です。
ママ薬剤師ライターが気をつけること
育児中にライターを続けるうえで、一番大事なのは本業と育児を優先することです。
副収入は魅力的ですが、無理な受注は体を壊します。子どもが小さいうちは、量より継続を意識して、少しずつ実績を積む時期と割り切るくらいでちょうどいいと思います。
ママ薬剤師だからこそ書ける記事があります。育児中の視点、服薬指導の経験、子どもの薬に関する知識——そういった経験が記事の説得力になります。
まとめ
- 育児中のママ薬剤師でも、在宅で医療ライターとして働くことはできる
- 薬剤師免許はそのまま強みになる
- 時間・場所を自分で決められるのが最大のメリット
- 最初は月2〜3本から、余裕を持って始めるのが続けるコツ
- 本業・育児を優先しながら、少しずつ実績を積む
今、育児中で「薬剤師免許を活かして在宅で働きたい」と思っているなら、医療ライターという選択肢をぜひ考えてみてください。
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